乃木坂46の新曲「Monopoly」(12月6日発売)でダブルセンターを務める遠藤さくら(22)賀喜遥香(22)が独占インタビューに応じた。「かきさく」コンビとして知られるエース2人。2週にわたるインタビュー前編では、今年を締めくくる同曲の魅力や、加入5年が経過した成長と変化を明かした。【横山慧】

互いを思いやりながら、新曲ではダブルセンターを務める乃木坂46の賀喜遥香(左)と遠藤さくら(撮影・足立雅史)
互いを思いやりながら、新曲ではダブルセンターを務める乃木坂46の賀喜遥香(左)と遠藤さくら(撮影・足立雅史)

■5年間の成長と変化

-18年11月の加入から5年が経過しました。お互い変化は感じますか

賀喜 この間「乃木坂工事中」の「反省大賞」回(21年7月放送)をスタッフさんと見返していたんです。あの時泣いていたさくちゃんのイメージって、すごく強いと思う。かわいかったよ(笑い)。

遠藤 やだ~(笑い)。

賀喜 でも、今しゃべり方とかも変わってて。ずっと近くにいるから分からなかったけど、さくちゃん強くなったんだなと思って。

遠藤 えっ。ウソ~!?

賀喜 私は乃木坂に入ってすぐの時は「全部自分でちゃんとやんなきゃ」って気持ちだったんです。でも、みんなが優しすぎて。自分は強い人じゃないけど、そういう面を出してもみんなが許して支えてくれたりするから。その分、この数年で自分らしくなったかもしれないです。申し訳ないけど、頼ったり、甘えたりしてもいいのかなって。

遠藤 私なんかじゃ多分アレなんですけど…どんどん甘えてください(笑い)。同期、先輩、後輩…かっきーが周りから信頼されつつ愛されている場面をたくさん見ているので。みんなウエルカムだから。

賀喜 優しい。

遠藤 つらい時は甘えて、泣きたい時は泣く。必要なことよ。フフフ。

賀喜 ありがとう。フフフ。

互いを思いやりながら、新曲ではダブルセンターを務める乃木坂46の賀喜遥香(左)と遠藤さくら(撮影・足立雅史)
互いを思いやりながら、新曲ではダブルセンターを務める乃木坂46の賀喜遥香(左)と遠藤さくら(撮影・足立雅史)

■感じるプレッシャー

-今回はそんなおふたりがダブルセンターに

遠藤 今まで先輩たちが何回もダブルセンターをされてきて、今年は(3月発売のシングルで)山下(美月)さんと久保(史緒里)さんが2人で立っていて。もう完璧なおふたりだったので…。次のダブルセンターが私たちで大丈夫かな、という不安はありました。でも、「できない」って言っちゃダメだな、っていう思いも強かったです。

賀喜 1、2期生の先輩方が全員卒業されて、その年の最後がこの34枚目シングルなので。やっぱりプレッシャーとか不安もあるんですけど、今年で終わるわけじゃないし、来年以降もずっと続いていくので、いい締めくくりをしつつ、来年にもつなげられるようなシングルにしたいです。

-「Monopoly」は情熱的なダンスとポップなメロディーが特徴です

遠藤 曲調も、歌詞も、振り付けも、全部好きです。ダブルセンターということもあって、踊っていて安心する。

賀喜 間奏とかで2人で踊るところは、1人じゃないんだなっていう気持ちになります。ミュージックビデオ(MV)では私が食べているシーンが多くてYouTubeに「かっきーずっと食べててウケる」ってコメントが(笑い)。個人的には、さくちゃんが振り向くシーンが好きです。

遠藤 ありがとう。スタッフさんがずっと手をたたいてタイミングをとってくれていたので、スタッフさんの努力の結晶で撮れたシーンだから感謝です。たくさんの方に見て、聞いていただきたいです。

互いを思いやりながら、新曲ではダブルセンターを務める乃木坂46の賀喜遥香(左)と遠藤さくら(撮影・足立雅史)
互いを思いやりながら、新曲ではダブルセンターを務める乃木坂46の賀喜遥香(左)と遠藤さくら(撮影・足立雅史)
互いを思いやりながら、新曲ではダブルセンターを務める乃木坂46の賀喜遥香(左)と遠藤さくら(撮影・足立雅史)
互いを思いやりながら、新曲ではダブルセンターを務める乃木坂46の賀喜遥香(左)と遠藤さくら(撮影・足立雅史)

◆遠藤(えんどう)さくら 2001年(平13)10月3日、愛知県生まれ。愛称「さくちゃん」。ファッション誌「non-no」専属モデル。NHK連続テレビ小説「らんまん」出演。164センチ。血液型O。

◆賀喜遥香(かき・はるか)2001年(平13)8月8日、大阪府生まれ、栃木県出身。愛称「かっきー」。TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」木曜レギュラー。166センチ。血液型A。