乃木坂46一ノ瀬美空(23)が7月22日発売の42枚目シングル「是非に及ばず」で表題曲初センターを務める。
キャプテンが5月に卒業した梅澤美波(27)から菅原咲月(20)へと代替わりし、グループとして新たな一歩を踏み出したシングル。同時に「真夏の全国ツアー2026」の座長の役割も担い、自身を見つめ、周りを見つめ、真っすぐな思いでグループの先頭に立つ。【寺本吏輝】
★ライブ大好き
背負うものの大きさを実感し、おのずと背筋が伸びた。「グループとして体制も変わり『始まり』という意識もあって、不安な気持ちもあります。でも、このシングルと一緒にツアーも回らせていただいていて、私はライブが大好きなので楽しみながら過ごしています」と率直な思いを口にした。
同曲は開催中の「真夏の全国ツアー2026」初日、福井公演で初披露となり、以降はツアー各公演、音楽番組でも多数披露している。重低音の効いた力強いサウンドと歌詞が特徴的だ。「皆さんが思う乃木坂46の夏曲とはまた違った、新しい楽曲です。だからこそ正解がない分、楽しさがあって。新しい顔を皆さんにお見せするという意味では、本当に新体制にぴったりだと思います」と笑顔を見せた。
サビの振り付けも覚えやすくキャッチーなものとなったが、一番のポイントは「言葉の強さ」だと語る。「命令口調のような感じで、かなり強い言葉が並ぶイメージです」とメッセージ性の強さをアピール。「不安だなって思っている時も、歌っていると歌詞に助けられます。自分に打ち勝てる気がします」。自身を奮い立たせる歌詞を丁寧に歌いつなぎ、ファンの心にも圧倒的なパワーを届けてみせる。
★「新しい表情」
センターとしてパフォーマンスを重ねているが「いまだに結構ふわふわしているような感じがします」という。「センターのプレッシャーというより…」と切り出すと「歌番組は選抜メンバーで参加することが多いですが、この(ツアー)期間は本当に全員でずっと一緒にいます。それもあって、センターだからどう、というより、乃木坂46って1つのチームだなという実感、皆がいる安心感の方が大きいです」と続けた。センターの重圧を知るメンバーも「何も言わずともそばにいてくれます」。ツアー期間ならではの実感も胸に、メンバーと丁寧に歩調を合わせ、前進する日々を送る。
一方、「この場所でしか感じ取れないもの、ここでしか見えないものがいっぱいあって、経験できて幸せです」とかみしめるように話した。「今までライブで楽しく踊ったり自由にMCをしゃべったり出来ていたのは、真ん中でしっかり立っている人がいて、ちゃんと場を引き締めていたからこそだったんだなって」。大きな気づきが生まれた。
その実感とともに、アイドルとして「段階が1つ上がった」ような感覚がしたという。今年のツアーで“真ん中でしっかり立つ”のは他でもなく自分自身だ。「自分が楽しいライブを過ごしてこられたからこそ、他のメンバーものびのびと安心して自分のキャラクターを出せるライブであってほしい。そう思って取り組んでいるのが、頑張れている理由の1つです」と芽生えた新たな自覚が口調にも乗った。
「メンバーの新しい表情、強み、今の乃木坂46の楽しさを楽しんでいただけたり、見つけていただけたりする『是非に及ばず』と一緒に、この暑い夏を乗り越えていけたらと思います!」
誰よりも“乃木坂46の夏”と向き合い、暑い夏を忘れられない夏へ。腹をくくり、覚悟を決めて、走り続ける。
◆一ノ瀬美空(いちのせ・みく) 2003年(平15)5月24日、福岡県生まれ。22年2月加入の5期生。愛称は「みーきゅん」「みっく」「くぅちゃん」など。ファッション誌arで「みくのきもち」連載中。156センチ。血液型B。













