前大阪市長の橋下徹氏(46)が、政治資金規正法違反疑惑を報じられた舛添要一東京都知事(67)に土下座謝罪をするよう呼びかけた。

 舛添知事は高額出張費や公用車での別荘通いなどの問題で批判を受けているが、さらに11日発売の「週刊文春」で、家族旅行や私的な飲食費に政治資金を使った政治資金規正法違反の疑いがあると報じられた。

 舛添知事に対する批判の声が噴出する中、橋下氏は11日にツイッターで「舛添さん、ここまで来たら思いっきり謝って、もう1度チャンスを下さいと都民にお願いするしかないね」と呼びかけ、「国会議員だってこの程度のことはある。都民に土下座する姿勢であればまだ許されるギリギリのところでは? そうでなければ辞職だね」と、謝罪しなければ知事として後が無いことを示した。

 さらに橋下氏は「舛添さんの政治資金の使い方。これは正当化できない」とし、「都民ももうそろそろ怒ったらどうだ? 政治・行政におきゅうを据える最高の方法はふるさと納税だよ。東京都民よ、熊本地震の被災地にふるさと納税をすべきだ。企業版ふるさと納税も始まった。都民の税金を被災地へ移せ!」と都民にも呼びかけた。