女優の杉田かおる(51)が“スキャンダルの女王”として世間を騒がせていた当時を振り返った。

 杉田は30日放送のTBS系「ケンカ上等!大激論!好きか嫌いか言う時間日本イライラ解消SP」に出演。過去20年で週刊誌に名前が報じられた回数が紹介され、俳優の坂上忍が43件、ブラックマヨネーズの吉田敬が18件だったのに対し、杉田は198件とダントツの多さだった。

 この数字に杉田は「何やってんだ、わたし」と苦笑いしたが、坂上が「オレの印象だと、かおるちゃんは一時期、自分から積極的にネタを提供してたような…」と水を向けると、「(週刊誌と)共犯だったんでしょうね」とひとごとのように語った。

 さらに坂上から「話題提供ってこと?」と追及されると、「本当に知られたくないことがあったんですよ。それを隠すためのスケープゴートでマスコミを利用した部分はあった」と告白した。

 杉田は週刊誌との関係について、「敵には回したくないけど、友達にさえ興味を持ってもらえない自分が、こんなにいろいろ興味持ってもらえる」と複雑な思いを明かし、自身のスキャンダルが報じられることについても「ギリギリ法に触れなければ、一般の人が面白がってゲームとして楽しんでくれれば、『そこは乗っかっちゃってもいいかな』っていうところと、『ここはちょっと家族や友達に迷惑かかっちゃうからやめようね』っていうルールを決めれば、そこは共犯的な…」と条件付きで芸能人にとって持ちつ持たれつの有用なものだと考えていることを明かした。