7月にニューヨーク公演を成功させた宝塚歌劇団出身の女優によるミュージカル「シカゴ」がい旋公演(10~21日)の取材会が9日、東京国際フォーラムで行われた。トリプルでヴェルマを演じる湖月わたる(45)は「ニューヨークの観客は女性だけの『シカゴ』を楽しんでくれた。日本とは違う笑い、反応も面白かった」と振り返った。

 湖月は宝塚OGによる12年の抜粋版、14年の全編上演にヴェルマ役で出演。15年の米国カンパニー来日公演で英語のセリフに挑戦した。「セリフ、歌の稽古に時間をかけ、ヴェルマを身近かに感じた。これだけ演じられて幸せです」。ニューヨーク公演のカーテンコールでは黒エンビ姿で男役の魅力も見せた。「宝塚に誇りを持っていたし、夢のような公演でした。ブロードウェーはあこがれだったけれど、今は目標の場所になった」と夢も明かした。