人気タレント千原ジュニア(42)が11日、大阪市北区のカンテレ(関西テレビ)で、シリーズ化されている主演ドラマ「新・ミナミの帝王 光と影」(14日午後3時=関西ローカル)の取材会を開き、お金にまつわるエピソードを明かした。

 ジュニアは兄せいじ(46)ともども、NSC(吉本総合芸能学院)8期生。89年から「千原兄弟」として活動していたが、駆け出し時代は、多分に漏れず金に苦労していた。

 「15歳のとき、文房具屋で100円のハンコ買って、吉本から給料が振り込まれる銀行口座を作った」と言い、いまだにその口座を使っていると明かした。

 「でも振り込まれた最初の1カ月の給料が500円で、税金引かれて450円。引き落とせる額にならずに、来月は引き落とせるかなと思っていたら、やっぱり450円で、3カ月たって、やっと引き出せた」

 そして、金に困って、せいじと、危ない考えに駆られたことも話し始めた。

 「せいじと2人、神社で結構な秒数の時間、さい銭箱を同時に見つめていた」

 食事もままならず「チキンラーメンを半分に分けて食べたり、友達の家のベランダがいつも空いているのを知っていたから、雨戸を伝って潜り込んで、ウインナーを焼いて食べたりしていた」こともあった。

 若手時代には、すし店でアルバイトもし、残り物をもらって食べていた。

 そんなジュニアも、テレビ番組を持ち、東京進出も成功。最近では俳優業も手がけており、今度は知人に金を貸す立場になった。

 「知り合いにゼロ2つ以上(数百万以上)の金額を貸してと言われた。貸すというのはあげること。『貸して一切俺との縁を切るか、借りずに俺とのつきあいを続けていくか』と言ったら、借りずに今まで通りのつきあいをしたい、と。内心、よかったと思った」

 お金はあっても、なくても“困る”もの。主演ドラマの中でも、借金や金の貸し借りをめぐる人間ドラマが描かれている。

 「新・ミナミの帝王」シリーズは10年に、ジュニア主演でスタート。ミナミの金貸し・萬田銀次郎を演じて今回が13作目になり「まさかこんなに続くとは…。7年ですか。小学2年が中学2年ですから」と驚いていた。

 また、同じく14日からはシリーズ初の映画化作「劇場版 新・ミナミの帝王」の公開も控えている。