乳がんで闘病中の小林麻央(34)が3日夜、ブログを更新し、長男の勸玄くんが夫の市川海老蔵(39)と捕まえてきた蝶を離したところを見て、14年冬に乳がんにかかってから、1年くらいの時期に読み、感銘を受けたというDr.チャールズ・E・コックスの詩「転身ー蝶よりバラへー」を思い出したとつづった。

 「(勸玄くんが)お散歩から帰ってきて、ひとりで虫採りカゴにつかまえたという白い蝶々を見せてくれました。放そうと、主人がベランダに置いて、しばらく蝶は籠から離れなかったのですが、突然! パーっと蝶が広がった世界に飛んでいく姿を見て、つかまえてごめんねーありがとうーと思いながら、ふと、思い出しました。乳癌になって1年くらいした時に、読み感銘を受けた詩です」

 詩には、乳がんの診断を受けた患者が、逆風の中で、未知のゴールを目指して飛ぶ美しい蝶のような存在で、早期の終焉にたどり着くこともある飛行を耐え抜き、生き延びた時点で、バラに生まれ変わる、などとつづられている。

 小林はブログの最後に「この詩の内容は、乳癌に限らない気持ちで読むと、本当に心深くに届きます」とつづった。