歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が6日夜、ブログを更新し、長男の勸玄くんが自宅で歌舞伎の隈(くま)取りをして遊び、その隈(くま)取りを、在宅医療で乳がんの闘病を続ける妻小林麻央(34)と一緒に落としたと明かした。

 海老蔵は妻と義母の許可を取り、大谷広松(23)と市川九團次(45)と出かけた。帰宅すると、勸玄くんが隈(くま)取り姿で出迎えたという。

 その後、風呂に入り、墨で書いたとみられる部分は落としたものの、赤い線が残ってしまったという。

 「この赤なんだろ? ま、まさか!? マジックか!? 落ちないぞ、それは…」

 その後、アップした「みんなでゴシゴシ」と題した投稿の中で、海老蔵は次のようにつづった。

 「落としていたらねた なぜならばママがやってくれたからだね よかったね 幸せそう、 落ちないけど、、」(コメントは全て原文のまま)

 小林は5月29日のブログで、短期入院から、1カ月ぶりに帰宅し、在宅医療に切り替えたと報告した一方で、4日夜のブログでは39・4度の高熱と痛みに終日、苦しみ「家族は皆、『大丈夫だよ』と笑顔でいてくれますが、これからどうなっていくのか不安はつのります。どうなったって生きるしかないので、本当に、ごめんね、ありがとう、です。」と在宅医療の大変さを吐露した。

 家族へ「ごめんね」とつづった小林だが、海老蔵がアップした写真の勸玄くんは、安心しきったように眠っており、海老蔵は母の愛を一身に受けた息子の姿に喜びを感じているようだ。