女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の23日放送第19話の平均視聴率が22・2%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 第19話は、大阪・船場の実家にてん(葵わかな)を連れて戻った藤吉(松坂桃李)だったが、母・啄子(鈴木京香)が決めた許嫁の楓(岡本玲)がすでに住み込んでいた。藤吉はてんと一緒になると宣言するが、啄子は聞く耳を持たない。しかし、もう実家に戻れないてんは置いてくれと懇願する。すると啄子は、女中としてなら置いてやってもいいと非情な宣告をする、という内容だった。