歌舞伎俳優中村鷹之資(たかのすけ=18)中村玉太郎(17)が7日、都内で、若手舞踊公演「SUGATA」(24~27日、KAAT神奈川芸術劇場)の会見を行った。15年に始まった公演は、鷹之資が4月に大学に入学することもあり最終回となる。

 鷹之資は「最後なのですべてをぶつけて、余すところなく演じたい」、玉太郎も「貴重な機会をフルに生かして、この先の役に立てていけたら」と話した。

 演目は「二人三番叟」「雙生(ふたご)隅田川」で、「雙生-」では早替わりや立ち回りなどもある。

 ほかに中村種之助(25)が出演する。種之助は「この公演を見たというお客さんにとって、誇れる舞台になればいい」。藤間勘十郎は作、演出、振り付け、出演を務める。