超新星ゴニルが19日、東京・渋谷ヒカリエホールで行われたファッションショーで、13年に友人と立ち上げたファッションブランド「FREIKNOCK(フライノック)」の日本デビューを飾った。

 韓国では、EXOのセフンとスホ、BTS(防弾少年団)のジミン、WINNERのミノら、多くの韓流アーティストが愛用していることで知られている。

 「今回は秋冬物です。日本にいる人たちは現在、ネットで購入することができますが、9月以降には日本のショップでも販売できないかを交渉中です」。日本の後には中国進出も予定していて「アジア全域で盛り上げたい」と話す。

 この日は、自身のブランドを着て、ランウエーも行った。「超新星のパフォーマンスは決まった動きだったり、音楽に合わせた動きです。でも、ファッションのランウエーは、着ている服を見せるための歩き方なので、そこが難しい」と説明した。

 日本と韓国とでは、洋服を選ぶ時の感覚の違いがあるという。「日本では自分のコンプレックスを隠すために服を選ぶ人が多いと思うんです。例えば、肩幅が狭い人は広く見える服を選んだりとか。でも、韓国では逆で、自分の自慢できるところにフォーカスを合わせる。足が長い人はもっと長く見える服を選ぶし、腕の長い人は腕を出す服を選ぶ。そういう違いを考えながら、洋服を選んでもらうのも楽しいかなと思います」。

 ブランド名「フライノック」の「フライ」はドイツ語で「自由」を意味する。ブランド名には「自由にノックしろ」というメッセージが込められているという。

 ゴニルは今年1月25日に除隊をしたばかり。今後は、超新星としてのアーティスト活動に加え、アジアのファッション界でも幅広く活躍をしていく。