AKB48グループ総合プロデューサー秋元康氏(59)音楽プロデューサーつんく♂(49)が2日、都内で、それぞれ名誉学院長と学院プロデューサーを務める代々木アニメーション学院の入学式に出席し、パネルディスカッションを行った。

 新入生への送る言葉を求められた秋元氏は、「成功した人はどこが違うかというと、ただ1つ、踏み出したか、踏み出さなかったかの差。そういう意味では、皆さんは踏み出したのだから、第1関門を突破した。夢に向かって、前に歩き続けてほしい」とエールを送った。つんく♂はパソコンを使い、「ご入学おめでとうございます(中略)正直、僕らプロの立場からいうと、今後こっちの世界で食べていこう! というライバルがまた増えるわけで複雑だったり…笑」と独特のコメント回しで歓迎した。

 トークでは、2人がエンターテイメントの業界に入ったきっかけを語った。つんく♂は大阪でのバンド時代、ローンを組んで機材を購入。毎週日曜に大阪城近くの公園で、当時は誰もしていなかった無料ライブをし、ライブハウスに来られない中学生のファンを増やした逸話を披露した。

 すると、秋元氏は「自分にはどんな武器があるか、ほかと違うことをやらないとダメなんだよね。僕の場合は、17歳で台本を書き始めて、大学でも書き続けていた。高校生の放送作家はいなかった。大学生でも、そんなにいなかった。最年少というか、リスナーに1番近い世代だったというのが武器だった。つんく♂にとっては、無料で始めたということなんだよね」と賛同した。クリエーターとして最前線を行く2人の言葉に、全国8校に中継でつながれた1300人の新入生は真剣に聞き入っていた。

 同学院とのコラボでアイドルユニット=LOVE(イコールラブ)をプロデュースしたHKT48指原莉乃(25)は、ビデオメッセージで「これから楽しいことが待っているということで、うらやましいです。おめでとうございます」と祝福。「つらいこともあるかもしれませんが、明るい未来に向かってひたすら頑張って下さい。私は代アニで講義もしているので、皆さんにお会いするかもしれません」とエールを送った。

 入学式には=LOVEも出席した。ミニライブではデビューシングル「=LOVE」などを披露し、新入生を歓迎した。グループは同学院でレッスンをしており、佐々木舞香(18)は「ここ『代アニ』で学ぶ同じ表現者として、皆さんと一緒に成長できるように頑張りたい」と誓っていた。