第71回カンヌ国際映画祭で「万引き家族」が最高賞パルムドールに輝いた是枝裕和監督(55)が5月31日、大阪市内で取材会を行った。次回作はフランスの大女優カトリーヌ・ドヌーブ(74)が主演することを明かした。受賞直後、プロデュース会社がドヌーブ主演のコメディー感覚の映画と公表したことに「コメディーではないんですよね」と話し、詳細は「来月(7月)下旬には正式発表できると思います」とした。

 また、ビートたけしから自叙伝的小説「フランス座」を是枝監督で映画化したいとのラブコールに「ありがたい。たけしさんを撮りたい気持ちはすごくある。ただ一緒にやるとなると簡単なことじゃないですね」と笑顔で応じた。