5月のカンヌ映画祭で最高賞パルムドールを受賞した映画「万引き家族」(是枝裕和監督)のイベントが13日、都内で開催され劇中で万引で生活費を稼ぐ一家の父・柴田治を演じたリリー・フランキー(54)と、息子の祥太を演じた城桧吏(じょう・かいり=11)が登場した。

 ダメな父を演じたリリーは、城について「すごく良い子なんですよ。マコーレー・カルキンみたいにならないでほしいんですよ」と、話し会場の笑いを誘った。

 さらに、「年の割に、幼稚だから、男でも女でもない、空気をちゃんともてている。でも映画の中では男の子」とし、「モテるでしょ?」と、城に質問したが「モテないんです」。納得いかなそうにリリーは「俺はクラスに桧吏がいたら相当、お前のこと好きだからね」と話した。