NEWS加藤シゲアキ(31)主演の日本テレビ系連続ドラマ「ゼロ 一攫千金ゲーム」(日曜午後10時30分)の15日放送の初回視聴率が7・1%(関東地区)だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回は午後10時から放送で、30分拡大だった。

 なお、同時間帯のNHK総合では、ワールドカップ(W杯)ロシア大会の決勝も放送され、フランスがクロアチアを4-2で下し、自国開催だった98年大会以来2度目の優勝を遂げた試合は15・5%(関東地区)を記録していた。

 同作は「カイジ」「アカギ」などを生み出した漫画家福本伸行氏の「賭博覇王伝 零」が原作。コミック発行部数は、300万部を誇る人気作のドラマ化だ。建設中のアミューズメントパーク「ドリームキングダム」を舞台に、若者たちが賞金1000億円のために命がけのサバイバルゲームを展開。その中で互いに助け合い、真の友情を築き上げていく物語だ。

 加藤は深夜帯での主演はあるが、ゴールデン・プライム帯では、今回が初めて。町の進学塾で教壇に立つ非正規教員でありながら、名乗らずに人を助ける「義賊」でもある主人公・宇海零(ゼロ)を演じる。ドリームキングダムを主宰する資産家の在全無量を梅沢富美男(67)、幹部の後藤峰子を小池栄子(37)が演じる。サバイバルゲームに挑戦する末崎セイギを間宮祥太郎(25)、義賊の真鍋チカラを加藤諒(28)が演じる。

 第1話は、世間では名乗らずに人を救う義賊が話題になっていた。振り込め詐欺で得た金を義賊に奪われたヤクザの末崎さくら(ケンドーコバヤシ)は義賊のチカラらを拉致し、その首謀者がゼロだと知る。一方、末崎さくらの居所を突き止めたゼロは救出に向かうが、そこに現れたのが在全無量と峰子だった。在全グループ後継者選抜のため、ゲーム参加をゼロに宣告する在全。ドリームキングダムで彼らを待ち受けていたのは、ランダムで出るサイコロの目を当てるゲームで、間違えば鉄球が落下し即死確実の「鉄球サークル」だった。

 また、第1話終了後には、NEWS増田貴久(32)が主演するオリジナルストーリー「ゼロ エピソードZERO」が動画配信サービスHuluで配信された。増田、小山慶一郎(34)手越祐也(30)の本編への友情出演は発表されており、3人はそれぞれ重要な役柄で登場する。今回の動画配信は、第1弾として増田演じる山口カズヤがドリームキングダムに来るまでの物語が描かれていた。