11日に放送されたNHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜午後8時)の関東地区の平均視聴率が11・3%だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。

これまでの関東地区の最高は2月4日の放送で記録した15・5%、最低は10月7日の9・9%。1月の放送開始から3月末までは14%台を記録していたが、その後は徐々に数字が低迷し、最近は11%前後が続いている。

11日の放送は、西郷(鈴木亮平)が朝鮮国との外交問題解決のため単独で朝鮮に渡ろうとするが、内政改革が急務として反対する大久保(瑛太)との対立が表面化する内容だった。視聴率が好調だったのは西郷が明るく元気で、はつらつとした表情を見せていた時期。最近は暗くて険しい表情の西郷の姿が続いている。今後、作品終盤に向けた内容の盛り上がりと同時に数字も上がるか注目される。