演歌歌手竹川美子(40)が22日、東京・渋谷区文化総合センター大和田で、15周年記念コンサートを行った。

これまでの道のりを振り返ると「支えてくれるファンや仲間がいてここまで来ることができた。幸せな15年だったと思います」と感謝した。

コンサートとでは、20万枚のヒットになったデビュー曲「江釣子のおんな」、今月6日発売の新曲「三年椿」などを歌唱した。

「粉もの屋みこ」の高座名を持つ落語も「初天神」を披露。「梅は咲いたか」を三味線の弾き語りで行い、日本舞踊や民謡の歌唱もあり、芸達者な竹川らしい約3時間のステージで約400人を楽しませた。客席には広島から駆けつけた両親の姿もあった。

先月からこの日の準備に追われ、「好きなお酒を飲まなかったこともあって」6キロもやせた。「恋わずらいでは?」と聞かれると、笑顔で「頑張りま~す」。

今年の目標は「女子磨き」。「見た目だけでなく、内面も磨きたい。得意でない料理も覚えたい」と、節目の年の飛躍を誓っていた。

公演には長谷川真吾、知里、六本木ヒロシも出演、古今亭志ん五がゲストで参加して盛り上げに一役買った。