降板の西田敏行から「体調不安聞いていない」関係者

関西名物のABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」(金曜午後11時17分=関西地区)で、局長を務める俳優西田敏行(71)が、11月22日の放送をもって同番組を降板することが19日までに分かった。18日夜放送の番組内で自ら明かした。

西田は番組の最後、間寛平ら探偵に囲まれ「2001年1月から19年務めた局長の職を11月22日の放送をもって辞したい」「11月22日の放送で詳しく申し上げる」などと話した。番組担当者は「現段階で申し上げることはない」とコメント。西田に近い関係者は、この日「体調不安などは聞いていない」と話した。西田出演の最終収録は今月下旬に予定されている。

番組は88年3月、上岡龍太郎局長でスタート。西田は「番組の熱烈なファン」で、01年1月から2代目局長に就き、原則として隔週、大阪での収録に参加。16年春、頸椎(けいつい)亜脱臼、胆のう炎などで休演もしたが、復帰後も「生きがいの1つ」と番組に強い愛着を持っていた。

ただ、今年8月30日の特番取材時に、番組を「心のオアシス」と言いつつも「上岡局長より長くなっている。探偵も入れ替わり、変化していかなきゃならない。そういう時期も来るんじゃないか」と引き際をにおわせる発言をしていた。

◆探偵!ナイトスクープ 88年3月に上岡龍太郎さんを局長とし、探偵が視聴者からの依頼を調査報告する形でスタート。初回は、道頓堀川に沈んだカーネル像を捜索。阪神低迷は、その呪いだとする都市伝説を定着させ、90年には「アホ・バカ分布図」も。「くだらない」ネタを「真剣に」究明する姿が人気を呼び、全国各地でも放送されるまでに成長した。関東地区では現在、系列のテレビ朝日は放送せず、MXテレビ、テレビ神奈川などが放送している。