長丁場だったボビー・オロゴン逮捕取材の代償

<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>

ボビー・オロゴン(47)が逮捕された。自宅で妻の顔をたたいたとして現行犯逮捕されたのはみなさんもご存じの通り。

逮捕当日は休暇だった。翌々日、送検のため埼玉県警浦和署に張り込んだ。午前中の早い時間に身柄を検察庁に移す可能性もあったが、自分は午後2時ころから先発隊と交代した。

スポーツ新聞は警察などの記者クラブに所属していないため、状況は情報網で探るしかない。午後5時ころの情報で長期戦を覚悟した。その後、「検察を出たがそのまま裁判所に入った」との情報があり、浦和署から徒歩約10分の検察庁および裁判所へと向かった。だが、そこでボビー本人から話を聞くのは不可能と判断し、再び浦和署へと戻った。

「勾留延長が棄却され、検察が準抗告した」との情報が入ったのが午後7時半ころだった。それから約2時間半後、準抗告を棄却されたボビーが登場。本人は一言も話すことなく、事務所関係者が謝罪を行い、そのまま車に乗り込み警察署を後にした。長丁場の割には収穫の少ない取材となってしまった。

そのころ、ボビーの自宅には後輩記者が張り込んでいた。万が一の帰宅に備えて午前中からいた。浦和署を出たことを連絡した時の明らかに弱っている声がなんとも切なかったが、「あと少しだ! 頑張れ!!」とエールを送るのが精いっぱいだった。

翌日、ベッドから起き上がれない自分に驚いた。約8時間立ちっぱなしと、謝罪会見前から約20分ほどの無理な体勢に、左膝が悲鳴を上げたのだ。コロナによる運動不足なのか。それとも単なる加齢なのか。結果として病院通いとなったが、不幸中の幸いはテレワーク中だったということ。そして今もまだ、左足は痛んだままだ。