明石家さんま(64)が30日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演し、インターネットが日常化している時代への思いやSNSにまつわる誹謗(ひぼう)中傷、23日に22歳の若さで亡くなった女子プロレスラー木村花さんについて語った。

ナインティナイン岡村隆史の新型コロナウイルスにまつわる不適切発言で、NHKに対し、出演する「チコちゃんに叱られる!」降板を求める電子署名運動が行われた。さんまは「NHKに1万人以上がそういうの出したって、我々世代では考えられないことが起こって、ゲーム感覚のように」と話した。

共演する村上ショージが「中傷するやつってそれが正義やと思ってるやつがいる」とコメントすると、「現にそうやと思う。それが正義だと思う人とゲーム感覚でやる人とかいろいろ。足を揚げたらあかんって言うけど、足揚げな我々のトークは攻めていかれへんから、揚げ足を取られるのは覚悟でやっていった方がリスナーのためにはね」と続けた。

23日に亡くなった木村さんにも言及。さんまは「22歳では無理やな。いろいろ他にもあったんやろうけど、そういうことでああいう結果に。残された人がね。あとから残った人間が精神的に大変なんですよ」と、SNSでの中傷に悩んでいた木村さんの苦悩を思いやり、残された母・響子さんを気遣っていた。