米俳優トム・クルーズ(59)が、主演映画「トップガン マーヴェリック」(ジョセフ・コシンスキー監督、27日公開)を引っ提げて約3年10カ月ぶりに来日し23日、都内で来日会見を開いた。

クルーズにとって「トップガン マーヴェリック」は、1986年(昭61)の出世作「トップガン」の続編だ。冒頭で「皆さん、こんにちは。前作を作ってから36年がたち、お届けするのに待ちました。皆さんと、この作品をともにでき、興奮しています」と語った。その上で「また、こうして来ることが出来て、とても感慨深い。皆さんの顔を見ることが出来て、うれしく思います」と来日を喜んだ。

「トップガン マーヴェリック」は、新型コロナウイルスの感染拡大などで再三、公開が延期された。19年公開の予定が18年に製作の都合で20年6月(日本では7月)への延期が発表。同4月2日には、コロナ禍の影響を受け、日本では同12月25日に延期と発表したが、同7月には全米公開が21年7月2日に1年、延期されたことを受け、再延期。さらに同8月、同11月19日に日米同時公開が決定も、同11月には今年5月27日に延期されていた。