新型コロナウイルスに感染し、自宅療養をしていた歌手小林幸子(68)が23日までに、自身のYouTubeチャンネルで感染した経緯や回復したことなどを報告した。「ご迷惑をおかけしましたが完治しました」。今月8日にSNSで感染を発表していた。

感染に気付いたきっかけは喉の痛みだった。「喉がすっごく痛いんですよ」。念のために自宅で抗原検査を行ったところ、1回目は陰性。だが、翌日も喉の痛みが続いたために再度、抗原検査を実施し、陽性の判定が出たという。

その後に病院に行き、薬を処方してもらうと「何事もなかったかのように」と症状がおさまった。「私の場合はほとんど無症状。ずっと平熱でした」。味覚や嗅覚の障がいもなかったという。

約2週間、自宅で過ごした。「外に出られないから毎日、家でストレッチをしていた。自分が出たテレビ番組やYouTubeを見たりしていた」という。

幸いにも小林自身は軽症で、現在、後遺症もないという。だが、誰が感染してもおかしくない状況なことに触れて「くれぐれも注意して」と呼びかけた。