なにわ男子の大西流星(20)、女優南沙良(20)が16日、大阪市内で映画「この子は邪悪」(片岡翔監督、9月1日公開)の取材会に出席した。

交通事故に遭い、心身に大きな傷を負った家族の謎に迫るサスペンススリラー。南が家族に違和感を覚える長女の花、大西が幼なじみの純を演じている。

昨夏に行われた撮影で苦労したことについて、大西は「自転車にうまく乗れなくて。演技に支障を加えそうなので、テストの時もテストが終わった後も、1人で特訓した。普段、乗らないので、止め方も分からなくてスタッフさんに聞いて、たいへんでした」と真夏の猛特訓を振り返った。

単独での映画初出演となるが「キャラクター的にはアイドルの自分とは違うところがあり、演じがいがあった。映画を見ている瞬間だけは大西流星を感じさせないようにと思い、演じた」と新たな一面を感じてもられるようにした。

サスペンススリラーは初挑戦となる主演の南は「チャンレンジでもあった」と話し、「花は繊細な女の子なので、心情を細かく表現できたらいいなと思った」と難役にも挑戦した。