アサヒグループホールディングス(HD)は8日、ジャニーズ事務所の元社長、ジャニー喜多川氏(19年に死去)による性加害問題を受け「今後、ジャニーズ事務所のタレントを起用した広告や新たな販促は展開しない」方針を明らかにした。現時点の契約は、満了後は更新しないという。

アサヒビールの「スーパードライ生ジョッキ缶」には岡田准一と生田斗真が、「クリアアサヒ」には二宮和也、中丸雄一、山田涼介、菊池風磨が出演。ほか、アサヒ飲料の「三ツ矢サイダー」には櫻井翔、相葉雅紀が、アサヒグループ食品「ミンティア」にはSnowManが起用されている。契約が残っていても、販促を実施しないことは可能としており、テレビやウェブCMの取り下げに順次、着手するという。

アサヒグループHDは「明確な被害者救済と抜本的な組織運営の是正が認められない以上、取引の継続は当社の人権尊重方針に反する」とコメントした。今後は、被害者救済の仕組みが構築されているかどうか、役員人事などを総合的に見て判断するとしている。