「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏が4日、X(旧ツイッター)を更新。因縁の相手である立憲民主党の米山隆一衆院議員から再び“論破”された自身の投稿について「“皮肉”と明示しないと伝わらないのかね?」と皮肉まじりにボヤいた。

“論破王”の異名をとるひろゆき氏だが、ビジネス動画メディア「ReHacQ-リハック-」のYouTubeチャンネルで米山氏と討論した内容がSNSで拡散されると、「論破王が論破された」と話題になった。

その後もX上で、ひろゆき氏の投稿に対して米山氏が誤りを指摘する場外戦が続いている。2日には、ひろゆき氏が「安倍派、8億円前後収入か 裏金含め、記載は6億円超。岸田首相は給料アップして、政治家は税金払わなくてもいい仕組みをちゃんと作る。政治家が法律を作るんだから、抜け道はちゃんと作っておくよね、、、という合法なお話」と、安倍派の裏金疑惑について得意の皮肉を込めて投稿するも、米山氏は「政治資金規正法違反であり合法ではありません」とピシャリ。「何かと情報が不正確なのは、もう仕方ないんでしょうが…」と、あきれたようにつづった。

連日のように“めった打ち”にされるも反論できず、ネットユーザーからも冷ややかな視線を向けられているひろゆき氏だが、先の投稿については「甘利議員は現金受け取ったがあっせん利得処罰法違反は不起訴。小渕優子議員はドリルで証拠隠滅したけど政治資金規正法違反不起訴。だから、『政治家が法律を作るんだから(安倍派の裏金は)合法なお話』と書いた皮肉が理解されず『違法です』と反論される」と説明。「“皮肉”と明示しないと伝わらないのかね?」と皮肉を込めた。

しかしこれに対しても米山氏は、「安倍派の裏金は合法なお話ではなく違法なお話なので『政治家が法律を作るんだから合法なお話』と書いたら、自分が皮肉の積りだろうが何だろうが間違いで、反論されるのは当前です。何で他人が、この方の、書かれてもいない意図とかを完璧に読み取って反論の有無を決めなければいけないんでしょうか?」とバッサリ。「結局のところこの方の言っているのは、後付けの理屈ですらない、後付けの『私の感想』ならぬ『私の感情』による強引な自己弁護に過ぎません。他人には随分あれこれ言う割に、自分は間違いを認められず、こんな稚拙な言い訳で取り繕うのが、この方の『論破』の正体だという事です」と切り捨てた。