フジテレビ系で放送中のKinKi Kidsの冠番組「KinKi Kidsのブンブブーン!」(土曜午前11時21分)と、TOKIOの冠番組「トキタビ」(土曜午前10時53分)が、3月末をもって終了することが26日、分かった。また、嵐の相葉雅紀(41)がMCを務める「木7◎×部(モクシチマルバツブ)」(木曜午後7時)は、来年3月末をもって、ゴールデン・プライム帯(午後7~11時)ではない関東ローカル枠へ移動する。

ともに長い歴史を持つ2番組が幕を下ろす。「ブンブブーン!」は、96年から始まった冠番組「LOVELOVEあいしてる」に続き、01年「堂本兄弟」、04年「新堂本兄弟」の流れをくんで14年10月に放送が開始。総合計で約28年間、持ち続けた冠番組が終了することになる。

TOKIOの冠番組の歴史も長く、99年「メントレ」、03年「メントレG」、08年「5LDK」、12年「TOKIOカケル」と長きにわたって引き継がれ、「トキタビ」は10月から始まったばかりだった。

「木7」は今年10月から、前番組「VS魂」の後番組として放送が始まったバラエティー番組。相葉にとって同枠は「VS嵐」が09年10月にゴールデンに進出して以降、21年「VS魂」と続き、15年間出演していた枠だったが、初回放送の平均世帯視聴率は5・1%(関東地区)にとどまり、以降も視聴率が振るわなかった。本紙の取材にフジテレビは「改編の詳細に関してはお答えしておりません」としている。