歌手で俳優の吉川晃司(58)が1日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜午後1時)に出演。今年1月に外傷性白内障で手術を受けていたことを明かした。

「外傷性の白内障っていうのを患って、1月の下旬に手術いたしまして。加齢による白内障と違って、ボクサーとかスポーツ選手がデッドボールを受けたりとか。ケガですね。自分の場合は手術のときは真っ白で見えてなかった」と右目部分を指さした。

術前の視力は右1・2、左1・5だったが、半年で右目は0点以下になったという。「もう見えなかったので運転もやめましたし、日常生活にも支障が出てきましたんで執刀していただいた。すると、見えている方(左目)が悪かった。水晶体を支えている筋肉がこっち(左目)の方が強くて」と打ち明けた。

吉川の代名詞といえば「シンバルキック」。番組内でもライブ中に行ったシンバルキックの映像が放送された。吉川は「シンバルキックは封印せざるを得ないね、という段階で。まだ最終的な宣告は受けてない」と語った。黒柳徹子から「ああいう運動できないのはなぜ?」と理由を聞かれ「人工の水晶体を入れたんですけど、それが外れる可能性がある。そうすると失明につながる可能性があって」と説明。「基本は歌うためにコンサートをやってるわけですから。そこが一番大事なところじゃないですからね」と続けた。