俳優生田斗真(39)が30日、都内で、ヤン・イクチュン(48)とのダブル主演映画「告白 コンフェッション」(山下敦弘監督、5月31日公開)完成披露試写会に出席した。

同作は1998年にヤングマガジンアッパーズで連載され、話題を呼んだ「カイジ」の福本伸行氏と「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじ氏による同名コミックが原作。死を覚悟した親友の最後の告白を聞いてしまった男と、言ってしまった男。助かってしまった2人が贈る、山小屋で気まずい一夜を圧倒的なスリルとスピード感を描いた。

生田はSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)から独立後初の主演映画。コロナで撮影中断が2度あったが「撮影が決まった時イクチュンさんと熱いハグをしました。作品に入れた事がうれしくて、届けられることを本当にうれしく思っています。とてつもない怪物級の映画ができました」と自信をのぞかせた。

登壇後、観客の完成に投げキスで答えたイクチュンは日本語で「俺、スターですね」と笑顔。「映画は最高です。楽しんでください」と呼びかけた。

イクチュンはダブル主演の生田について「イケメンじゃないですか。冷たい、近寄りがたい印象があったんですけど、現場ではわずかないたずらにも笑ってくれて、日本語がつたない僕をサポートしてくださった」と明かした。

同作で物語の鍵を握る、ヒロインを演じた奈緒(29)は撮影期間は2日間だったというが「現場に入るまでに人物を監督と話し合って作っていったので、短い時間を最大限楽しむ事ができた。生田さんも気さくで、現場の雰囲気にも助けられながら撮影しました」と撮影を振り返った。