ロックシンガー矢沢永吉(76)が15日、NHK特番「NHK MUSIC SPECIAL 矢沢永吉 ヤザワ×イチロー~俺たちの失敗~」でマリナーズの球団会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(51)と20年ぶりに対談。妻のアドバイスで乗り越えた失敗を明かした。

06年の初対談番組「英雄の哲学」から20年をへた再会での番組トークテーマは「俺たちの失敗」。矢沢は「昔、ヤザワって、人がしゃべっている最中にも入り込んじゃう。思いが先にあるから」と、人の話をさえぎって話してしまう悪癖があったと説明。「それを何度もやっているうちに、うちの嫁さんに言われました。『あなた、一人でしゃべっているわけじゃないんだから。待ちなさい』と」と妻から忠告を受けたことを明かした。

矢沢は「そんなことないだろう?それは失礼なんじゃないの? その言い方、と思ってて、その録音テープを聞いたら、その通りなの」と回想。「これはダメだな(と思って)。それからずっと、相手がしゃべり終わるまで待つ、ということを、これはけっこう習得しましたよ」と明かした。

イチロー氏は「それが僕、結構印象的だったんですよ、前回、20年前に」と06年の対談を振り返り「ああ、矢沢さんって人の話を聞いてくれる人なんだ、って、めちゃくちゃ残りました」と語った。矢沢は「あれ、意識したんですよ。相手が話を終わるまで待つ」と説明し「最初大変だったですよ、待つのに。何度かしているうちに、まあどうにか」と語ると、イチロー氏も「やっぱ止まれないんですね」と応じた。

矢沢は「イチローさん、そういうところあるでしょ?」と逆質問。イチロー氏は「僕は、結論が見えてしまうと行きたくなっちゃう。つまらなくなってきてかぶせてしまう、悪い癖があります。全然、直ってないです」と認めると、矢沢は「僕はもう、その固まりだったですから」と理解を示した。