31日をもって、100年にわたる日本での劇場配給業務を終了するワーナー ブラザース ジャパン合同会社、ワーナー・ブラザース映画ファンフェスティバル・グランドフィナーレとして23日、東京・丸の内ピカデリーで12年の映画「るろうに剣心」(大友啓史監督)が上映され、上映前舞台あいさつが行われた。
相楽左之助役の青木崇高(45)は、トークの中で「すごい個人的な話をして良いですか?」と切り出した。そして「続編でアクションを頑張ってやっていた時、ちょっと体調を崩して。尿路結石だった」と唐突に、撮影中に尿路結石に苦しんだと明かした。その上で「その時、詰まっていた石をペンダントにしたっていう話、しましたっけ? もちろん、今日、着けてきているんですけど。久しぶりに身につけたんですよ」と披露した。
そして「(ペンダントの)後ろを見たら、2018年(平30)12月23日。今日なんですよ!(石が)出た日が23日」と声を大にして会場を沸かせた。
21年公開の「-最終章」で、署長の家に走って行き「何が起こっていやがるんだ~」と叫んだシーンの撮影をしていた時だったと振り返った。青木は「会場の方に!」と、あたかもプレゼントせんと呼びかけ、笑いを取った上で「僕にとって思い出のある現場」と感慨深げに語った。
「るろうに剣心」は、集英社「週刊少年ジャンプ」で94~99年まで連載された漫画家・和月伸宏氏による剣客漫画の実写化作品。10年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」でチーフ演出を務めた大友監督が11年にフリーに転身後、同作で岡田以蔵を演じた佐藤を主演に第1作を製作。11年7月から撮影に入り、12年に公開し興行収入30億円超の大ヒットを記録し世界各国で公開された。14年8、9月には続編「-京都大火編」「-伝説の最期編」を連続公開。2作合計で興収約95億円を記録した。
コロナ禍の21年には「-最終章 The Final」、6月には「-The Beginning」を連続公開。「-The Final」は4月23日に封切りも、政府が同25日から3度目の緊急事態宣言を発出すると発表し、封切りから2日で休業要請が出た東京、大阪の映画館が閉まる苦境に陥った。その中、緊急事態宣言の再延長を受けて、6月1日から東京と大阪の映画館への休業要請が緩和されると、同4日に「-The Beginning」を公開。シリーズ5作品の国内累計興行収入は194億円を超えた。



