<1>サンライズエース(阪神6R4歳上1勝クラス・12時40分発走)

昨年以降の阪神芝2000メートルでは、ドゥラメンテ産駒が勝ち星トップの6勝を挙げる。

同産駒の特徴として、前走と同じ競馬場に出走してきたときの成績がいい。昨年以降の芝コースに限ると、前走と同じ競馬場で走った時は勝率11・2%、連対率21・6%、複勝率33・5%で、別の競馬場だった場合の同9・6%、19・0%、28・5%をすべて上回る。

ドゥラ産駒サンライズエースの前走は阪神。初めて58キロを背負いながら0秒1差の2着と好走した。使いつつ上向いており、引き続き阪神の今回は2勝目のチャンスだ。


<2>オーヴァルブルーム(中山5R3歳未勝利・12時25分発走)

昨年以降の中山芝2000メートルでは、母父ディープインパクトが勝ち星トップの10勝を挙げる。そのうち3勝は父ハービンジャーの馬で、この舞台と相性がいい配合といえる。

また、この舞台では、前走が東京芝1800メートルだった馬が14勝と前走舞台別で勝利数トップ。その勝率14・9%も出走10頭以上に限定するとトップだ。

オーヴァルブルームは父ハービンジャー、母父ディープインパクト。前走の東京芝1800メートル戦で2着に好走しており、ここで未勝利卒業だ。


<3>エクランドール(中山10R安房特別・15時10分発走)

2022年10月、tvk賞に出走したエクランドールとルメール騎手
2022年10月、tvk賞に出走したエクランドールとルメール騎手

スローペースになりやすいレースで、過去5年を見ると、上がり3ハロン最速(タイを含む)をマークした馬が【3・2・2・0】とすべて馬券圏内に入っている。決め手勝負になるとみて、瞬発力のある馬を狙いたい。

また、昨年以降の中山芝2500メートルでは、ルメール騎手が1位タイの3勝。騎乗機会は5回で、勝率60%という高い数字をマークする。

エクランドールはキャリア9戦中3戦で上がり最速をマーク。中山では結果が出ていないが、コース巧者のルメール騎手を鞍上に、瞬発力勝負が濃厚な一戦で上位に進出する。


【先週土曜の結果】

<1>レプンカムイ 中京11R鈴鹿S14着

<2>ミトノオー 中山10R伏竜S1着

<3>マイヨアポア 中山9R春風S11着

◆DB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。