<レパードS>

ライオットガールが積極策でしぶとさを生かした。まずは1コーナーでのポジション取り。逃げたルクスフロンティアを前へ行かせると、外からかぶせにきたエクロジャイトを制して2番手をキープ。2ハロン目が10秒9の高速ラップになると、これには惑わされず逃げ馬から5、6馬身離れてペースを守った。

ここでの「ため」が後半のロングスパートへの布石だ。3コーナーでも先頭とはかなり差があったが自分からは動かず、逃げ馬がペースを落とした(残り600→400メートルは13秒2)のに乗じて2馬身差まで接近。ゴーサインは4コーナー。手綱をしごいてルクスフロンティアの外から一気にに並びかけた。

仕掛けのタイミングとしては少し早いが、切れるというより長く脚を使うタイプ。一度は抵抗されたが勝負根性で前へ出ると、外から差し込んできたオメガギネスの追い上げを首差振り切った。直線に向くまで待っていたら、逆転されていたかもしれない。

岩田望騎手は「最後の100メートルは馬に感謝したい」とパートナーをたたえたが、積極的な位置取りと早めの仕掛けが、ライオットガールの全能力を引き出した。