勝負馬券はいつも3連単なんですが、待ちを広くするぶん、どうしても買う点数が多くなってしまいます。印は◎○▲に3着までの馬券圏内に食い込む可能性のある馬(☆と△)を最大4頭までと決めています。混戦が予想されるレースでは、もうひとつ加えたいところですが、印7つでも◎○の2頭軸マルチ、◎▲の2頭軸マルチで計54点。

100円づつなら5400円、200円なら1万800(切りのいい5000円、1万円に収めたいんですが、そうともいかず…)で、これくらいが1レースの投資額の上限と考えています。

この馬券作戦を支えるのは◎の選択で、その見極めには注意を払っています。

日曜早朝からはじまるブリーダーズカップ(馬券発売レース)で筆者はどの馬を軸に考えているか。開陳しましょう。


【BCターフ】

ウイリアム・ビュイック騎手とともに臨む“ゴドルフィン”のレベルスロマンス◎を軸にしました。今年はカタール、ドバイ、香港、英国、ドイツを転戦。ドバイシーマクラシックではシャフリヤールやリバティアイランドに先着。消耗戦となった“キングジョージ”こそ3着でしたが、シーズンを通して5戦4勝と手堅い競馬を続けています。キーンランド競馬場で行われた一昨年の“ターフ”では最終コーナーで大外にぶん回し、直線一気に差し切ってものの違いを見せつけています。“ゴドルフィン”はブリーダーズカップの馬主ランキングで断然の1位。大崩れの可能性は少なそうです。

◆レベルスロマンスの予想単勝オッズ 2・5倍


【BCクラシック】

今年の米国3冠競走で最も強い競馬をしたのはフォーエバーヤング◎だと信じています。向正面の終わりあたりから最終コーナーにかけて一気に上がっていた脚は異次元のもの。直線もぶつけられる不利があって、あの結果(鼻+鼻の3着)ですから、まともなら勝っていたのではないでしょうか。今年は3歳馬上位がうわさされていますが、その中でもフォーエバーヤングの末脚は抜けています。英国のブックメーカー各社が、フォーエバーヤングを来春のドバイワードルカップの大本命に挙げているのも心強い。1番枠もまったく心配ないと見ています。

◆フォーエバーヤングの予想単勝オッズ 3・6倍


【BCフィリー&メアターフ】

アンクルモーの産駒で距離が嫌われたのか、あまり人気はありませんが、木村和士騎手の乗るハングザムーンを◎にしました。初コンビで9月のG2ジョン・C・マービーSに勝つと、4番人気で迎えたG2ロデオドライブSも連勝。最後方追走から一気に抜け出ると直線で二の脚を繰り出して優勝、芝2000メートルを1分58秒58の好タイムで駆け抜けました。今年に入ってから4戦3勝、2着1回と充実一途。鞍上との息もぴったり。勝算ありの本命です。

◆ハングザムーンの予想単勝オッズ 9・2倍


【BCマイル】

ゴリアド、ヨハネス、カールスパクラーなど逃げ馬が多くつぶし合いは避けられません。追い込みにかける◎モアザンルックスに期待します。昨年の“マイル”は着順こそ6着でしたが、勝ち馬との差は2馬身。この時の走破タイム(1分32秒45)は優秀で、展開の助けがあれば、馬券圏内に飛び込んで不思議ありません。人気は欧州馬に集まっていますが、それぞれに一長一短あって、ならば盲点になっているこの馬にかける価値はありそうです。

◆モアザンルックスの予想単勝オッズ 30・6倍


(ターフライター奥野庸介)

※競走成績などは2024年11月1日現在