最終日の敗者選抜、S級経験もある米丸俊成(54=熊本)がランクアップへ懸命だ。
一般1Rで3節ぶりとなる、今年2勝目をつかんだ。後方からカマした五反田豊和をゴール前で差し切った。
「(五反田が)あれだけ早めに仕掛けてくれたから」と九州の後輩をたたえた。
競走得点トップが背負う1番車の責任を果たすと同時に、ひとまず安堵(あんど)した。娘はボートレーサーで、先のG2レディースオールスターにも挑んだ米丸乃絵(128期・福岡支部)。父・俊成は川崎入りする直前に、乃絵と会った際のやりとりをこう明かす。
「乃絵にしっかり戦えと言ったら、『父ちゃんはオールスターみたいな、ああいう大舞台に出たことないでしょ』と。ぴしゃっと言われてさ。俺は悔しくてさ。また、上のクラスで戦わないと。乃絵を見返さないと」。
乃絵からの気合注入が白星につながり、あらためてチャレンジを脱出しようと意気込みを強くした。「ペラ調整する乃絵のように俺も」。そう言っては、雨でぬれたレーサーをしっかりと手入れして最終日に備えた。






















