前節G1のリベンジVだ! 丸野一樹(29=滋賀)が先マイを決めて、今年5度目、びわこでは5月GW戦のビナちゃんカップ以来4度目の優勝を果たした。2着には外マイで迫った守田俊介、3着は谷川祐一が入った。

リベンジへの闘志は、前節G1びわこ大賞で優勝戦4着の直後から燃やしていた。馬場貴也が歓喜の水神祭をあげる脇で、表情に悔しさがにじみ出ていた。初日から気迫あふれる走りでオール2連対をキープ。予選をトップ通過して、準優も横綱相撲で押し切った。優勝戦出場選手インタビューでは「前節のリベンジをしたい。優勝して帰りたい」と宣言し、有言実行の優勝を決めた。地元で勢いに乗って、次節25日からの下関SGメモリアルでSG初制覇を狙う。