山口達也(36=岡山)が、同じ97期で21日に平和島クラシックで初制覇した土屋智則に続く優勝を狙っている。

山口は今年、1月浜名湖、2月戸田、3月宮島とすでに3度の優勝。「今年3Vはたまたまですが、リズムはいいですね」と話した。同期の土屋とは、次のあっせん先、28日からの蒲郡一般戦で一緒になる。「同期の土屋がSGを取って、僕も続けるように…」。それは、もちろん今回の江戸川優勝戦。そして、その先にあるSG優勝という両方の意味を持つ。

駆る29号機の仕上がりもいい。「変わらずいいと思います。余裕がある。乗りやすさもある。スリット近辺とかグリップ感が好きな感じ。上の方にいると思います。ペラは何もしていません。(初日に)チルトをマイナスに下げただけ。優勝戦もこのまま。スタートも全速で行きたい」。4コースのカドから破壊力満点のまくり、またはまくり差しの自在戦で今年4度目の優勝を飾るか…。