熱血秋田塾

久保と中島の共存可能 ミス4つで失点直結/秋田豊

<南米選手権(コパ・アメリカ):日本1-1エクアドル>◇1次リーグC組◇24日◇ベロオリゾンテ

失点場面、岩田の競り負けが目立ったが、他にも細かいミスがいくつも重なった。相手CKを板倉が頭でクリアしたが、そのクリアが小さく中央の相手に渡った。クリアの鉄則は大きく、遠く。その後、左に展開され、また板倉がチェックに行ったが、そこの詰めも甘かった。さらに縦に出され、杉岡がアプローチに行った。そこで距離を縮められずクロスを上げられた。本来ならもっときつく寄せるべきだった。

日本対エクアドル 先発フル出場した久保(撮影・PIKO)
日本対エクアドル 先発フル出場した久保(撮影・PIKO)

そのボールを岩田がヘッドで競ったが、頭上を越えられた。結局こぼれ球をシュートされて失点した。厳密に言うと、板倉の2度のミス、杉岡のミスは、岩田の大きなポジショニングの誤りに消されてしまった。ゴール近くでは相手にかなり厳しくプレッシャーをかけないと、やられてしまう。この経験は、東京オリンピック(五輪)でしっかり結果として残さないといけない。

3試合で敗退となったが、久保がA代表で機能することが分かったことは収穫だ。大迫を頂点に堂安-南野-中島の3人とボランチ柴崎が絡むと大きな力を発揮する。乾、原口、北川らを試したが、あまりフィットしなかった。久保は中島との連係でお互い同じ呼吸ができることが分かったので、今後、チーム内競争はさらに激しくなるはずだ。(日刊スポーツ評論家)

日本対エクアドル 前半、メナに同点ゴールを許し、ボールを蹴り返すGK川島。左は顔を手で覆い悔しがる植田(撮影・PIKO)
日本対エクアドル 前半、メナに同点ゴールを許し、ボールを蹴り返すGK川島。左は顔を手で覆い悔しがる植田(撮影・PIKO)

 ◆秋田豊(あきた・ゆたか) 1970年8月6日、名古屋市生まれ。愛知高―愛知学院大を経て93年鹿島入り。4回のリーグ優勝などに貢献。98、02年W杯日本代表。名古屋、京都を経て07年に引退。10年京都、12年町田の監督を務める。J1通算391出場、23得点。

おすすめ情報PR

サッカーニュースランキング

    更新