京都サンガFCのFWパトリック(35)が史上16人目のJ1通算100得点まであと4点に迫っている。通算287試合の出場で96得点。今季は先発の機会が減ったものの、限られた出場時間で結果を残し、19日の札幌戦では2年ぶりの2桁得点を達成した。1試合90分換算の得点数は0・86点。19ゴールで得点ランキング首位に立つ神戸FW大迫勇也の0・84点を上回る(8月27日現在)。

今年10月で36歳になるブラジル出身FWの勝負強さは健在で、今季の10点のうち6点を途中出場でマーク。途中出場でのJ1通算得点数は24点となり、歴代3位に急浮上した。こちらもあと4点でFW播戸竜二のJ1記録(27点)を抜くことになる。

来日11年目。インタビューの際には日本語で受け答えすることも多くなった。13年に川崎Fに加入し、甲府、G大阪、広島、京都と5チームに在籍して適応力の高さも示してきた。5チームでプレーしての大台到達となれば、ブラジル人FWマルキーニョスに次いで2人目。外国籍選手ではJ1歴代最長となる11年連続ゴールを今季達成し、マルキーニョスとウェズレイの10年連続を塗り替えた。

日本国籍取得を目指し、日本語の勉強も欠かさない。自身のX(旧ツイッター)では「きょうはべんきょうしました。みなさんかくにんおねがいします。がんばってます」と自筆で書き込んだノートの写真とともにアップ。ファン、サポーターに添削を依頼している。

3日の投稿に対しては「字がどんどんキレイになっていると思います。パトリックさんの一生けん命に元気をもらいました」「字がきれいで素晴らしい努力の方で尊敬です」「あそぶたい→あそびたい」「だいたいあってますよ」などのコメントであふれている。ピッチ外でも努力を続け「100満点」まであと少し。もちろん、それはパトリックにとって通過点にすぎない。【石川秀和】


〈J1通算途中出場得点ランキング〉

27 播戸竜二(先発60点)

25 小林悠(先発112点)

24 パトリック(先発72点)

23 森山泰行(先発43点)

20 真中靖夫(先発14点)


〈外国籍選手のJ1連続シーズン得点〉

11 パトリック(京都)13年~

10 ウェズレイ(大分)00~09年

10 マルキーニョス(神戸)01~10年

9 ビスマルク(神戸)93~01年

9 エジミウソン(C大阪)04~12年

9 ジュニーニョ(鹿島)05~13年

※所属は現在およびJリーグ最終

(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「データが語る」)