日本代表がW杯アジア2次予選で2連勝スタートを切った。森保一監督(55)は欧州組のフルメンバーを招集。戦前の予想通り、2戦とも5-0での大勝だった。そんな結果を受け、国内では2次予選での欧州組招集は不要という声も上がる。

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実際にプレーする選手からは、さまざまな声が聞かれた。MF遠藤主将はシリア戦後、「こういう試合をファンの方たちが見た時に楽しんでもらえるのか、疑問もある」と冷静にコメント。前主将の吉田麻也の主張に沿う形で「そもそも2次予選の形はどうなんだ、というところはある」と、枠組みに対しての私見を残した。

16日に対戦したミャンマーは、リードされているにも関わらず、失点を増やさないようにか、勝っているかのような時間稼ぎをする場面もあった。公式戦にもかかわらず、サッカーの競技性から外れたようなシーンだった。プレミアリーグでプレーするDF冨安は「(日本には)CLやELで戦う選手もいる中で、モチベーションは難しい部分はもちろんあります」とこぼした。長距離移動などを強いられる選手が、もどかしい思いになるのは当然だろう。

一方で、アジア全体を見渡しての意見もあった。MF守田は現行の形を「すっきりはしない」としつつ「こういう時でしか、強豪国、アジアで言えば日本などと戦う機会がないと思う。日本代表も、歴史的にそういう時代があったと思う。その意味でやらないといけないかな」。今は実力差があっても、切磋琢磨(せっさたくま)するアジア同士であることに目を向けた。

少なくとも、近々で今の方式が変わるとは考えにくい。ホーム&アウェーで行われる2次予選は、まだまだ先が長い。「自分たちに集中して、レベルアップできる部分を毎試合探す」。現状では冨安のこの言葉が、日本代表の戦い方の答えになりそうだ。【岡崎悠利】