準決勝で日本と対戦する、4強初進出のイングランド代表サンプソン監督(32)とMFジル・スコット(28)が6月30日(日本時間7月1日)、試合会場コモンウェルススタジアムで前日会見を行った。

 前回大会では初優勝した日本に唯一の黒星をつけているが、J・スコットは「ずいぶん前のことのよう。覇者であることは尊重しているが、前回に勝ったので、勝てないわけがない」と自信の表情を見せた。

 サンプソン監督は英国時間深夜0時キックオフでありことから、多くの人にテレビ観戦してもらうためにSNSで仕事への“勤務遅延証明書”のようなクーポンを発行している。「次の日に寝るようにできるようにやっている。英国の人たちは素晴らしいサポーター。観ていただければ選手もモチベーションがあがるし、頑張れる」と意図を説明。決勝進出に向け、「残っているのはヨーロッパチャンピオン(ドイツ)、五輪チャンピオン(米国)、前回のチャンピオン(日本)がいるが、我々が最後まで残るつもり」と堂々と言い切った。