東京五輪世代のU-24日本代表は、五輪南米予選を首位通過した同アルゼンチン代表に善戦したが、0-1で敗れた。

ボランチで先発した主将のMF中山雄太(24=ズウォレ)は、「相手は最後に体を投げ出して当ててくるなど、ゴールから1メートルくらいで押し込めなかった。失点場面も枚数は足りていて、シンプルに崩された。見習うべき部分はある」と、強豪との試合から収穫を持ち帰った。

前半21分の失点場面では、クロスから中央のFWガイチにヘディングを決められた。このときゴール前に相手選手が2人だったのに対して、日本の選手は3人。数的には優位だったが、マークを外してしまった。

1点を追う日本は、リードを守りたいアルゼンチン相手に何度もチャンスを作ったが、決定力を欠いた。中山は「(アルゼンチンは)いい時間帯に決めきったのが僕らとの違い。僕らはゴール前1メートルのこぼれ球を押し込めなかった。金メダルを掲げる上で越えなくてはいけない課題」と言い聞かせるように話した。

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