サッカー日本代表が7日(日本時間8日未明)にワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第2戦、アウェー扱いの中国戦に臨む。2日のホームでのオマーンとの初戦に0-1で敗れた。まさかの黒星発進で、いきなり正念場。森保一監督(53)が開催地、現役時代に「ドーハの悲劇」を経験した因縁の地から6日にオンラインで取材対応。まさに決死の覚悟で臨む心境を「(中国は)死に物狂いで挑んでくる。その上をいく準備を」などと、語った。離脱者も続出し、地上波でのテレビ中継もない中、まさに絶対に負けられない戦いを迎える。

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日本代表DF吉田麻也主将(33=サンプドリア)も、6日にドーハからオンラインで取材対応し、危機感をあらわにした。まさに背水の陣の覚悟。まだ2戦目だが、巻き返しへ切実な思いを吐露した。「1戦も落とせない状況」と位置付け、「常々言っているが、苦しい時こそ、引っ張れる選手になりたい。今まさにそういう時期。試されている」と責任感を口にした。

オマーン戦後に「負けるべくして負けた」と中継局の内田篤人インタビュアーの質問に、完敗を認めた。そんな言葉を口にした主将は「もしかしたら2次予選や、国際親善試合のような雰囲気があったのかもしれない」と警鐘を鳴らす。ただ、経験豊富な33歳は「負ければ外野が騒がしくなるのは当たり前。僕は十分巻き返せると思うし、必ず巻き返す」と強い決意を示した。手応えも得ているようだ。ドーハでの練習では選手の意識が変わったという。

この地で「ドーハの悲劇」を経験した日本サッカーは、続く98年フランス大会から6大会連続でW杯に出場し、今や、W杯に出るのが当たり前の時代になった。だからこそ、吉田はこう言い切った。

「初めてのフランスW杯から(本大会に)ずっと出ている。先輩方が必死に戦ってつかんできたもの。流れを、このチームで途切れさせるわけにはいかない。サッカーの人気や発展は自分たちの1試合の結果に左右される。それだけ代表戦は重さがある。常に気持ちに大きな火を燃やせるようにしないといけない」と。