日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長(64)が、今季限りでの現役引退が発表されたJ2横浜FCの元日本代表MF中村俊輔(44)から電話があったことを明かした。19日、都内のJFAハウスで囲み取材に応じ「うれしいですね。日本サッカーに、どれだけ貢献したか。真っ先に思うのは、ありがとう。日本サッカー界に尽くしてくれた選手。彼は本当に、記憶に残る選手だと思いますね」と感謝の言葉を口にした。
印象に残るシーンに、セルティック時代のマンチェスター・ユナイテッド相手に決めたフリーキックを挙げた。「彼はフリーキックの練習を人一倍ではなく、人の10、20倍している。あれだけ練習して蹴っているから、フリーキックが入ると改めて思う。彼のような選手が出てきたことは、日本のサッカーにとって誇り」と、しみじみ語った。
俊輔は既にB級ライセンスを取得し、指導者として第2の人生をスタートする。田嶋会長は「(ライセンスを)取らない選手もいる中で、取ってくれて、彼の道筋の中で将来のルートを考えたことだと思う。改めて応援したいですね。彼につながる選手をまた育てて貰いたい」と指導者としての成功も願った。

