サッカー日本代表が史上最多5度目の優勝を目指す2024年アジア杯カタール大会(2024年1月12日~2月10日)開幕まであと100日に迫った4日、カタールの首都ドーハで祝賀式典が行われた。
アジアサッカー連盟(AFC)のダトゥク・セリ・ウィンザー・ジョン事務総長、大会組織委員会(LOC)のマンスール・アル・アンサリ常務理事、LOCのジャシム・アル・ジャシム最高経営責任者(CEO)、LOCのハニ・バラン理事をはじめとするLOC幹部メンバーが出席した。
式典では大会スローガン「HAYYA ASIA(ヘイヤ・アジア)」も発表された。アラビア語で「レッツゴー・アジア」を意味するこのスローガンは、大会の活気と団結力を表しているという。
カタールでアジア杯が開催されるのは1988年と、日本が決勝でオーストラリアと対戦し、李忠成の劇的決勝ボレーで優勝を飾った2011年大会に続いて3度目。再び大会を成功させるために現地では万全の準備が行われている。
通算18度目のアジア杯となる今大会では、開催国カタールが前回王者として参加する。今大会は、約1年前にアラブ世界と中東で初めて開催された2022年FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会によって築かれた“レガシー”が土台として活用される。
LOCのシェイク・ハマド・ビン・ハリファ・アルタニ会長は、9つのスタジアムで51試合を開催する今大会は、W杯の興奮をファンに追体験させる絶好の機会になると強調する。同氏は「アジア大陸で最も権威あるサッカー大会に出場するため、アジアトップの24チームがカタールを訪れます。私たちのワールドクラスのスタジアム、素晴らしいインフラ、そして活気ある文化的体験は、生涯忘れられない経験となることでしょう」と話した。
さらにアルタニ氏は「カタールのファンは、ホームの観衆の前でタイトルを防衛する旅に出る代表チームの応援に、特に興奮するでしょう。このトーナメントの人気はアジア全域で非常に高いため、この地域だけでなく世界各地から何千人ものファンがスタンドに詰めかけ、チームを応援し、カーニバルのような雰囲気の中で誰もが楽しむことができると期待しています」と続けた。
W杯同様に、大会期間中はいくつかのファン・アクティビティが計画されている。またカタールはコンパクトな国であるため、ファンも選手も大会期間中は1つの宿泊施設に滞在することができ、日本の企業も開発に携わった鉄道システムと近代的な道路網を使って会場間を簡単に移動することができる。
アルタニ氏は「我々は常に、世界中の人々を結びつけ、溝を埋め、文化交流を促進するサッカーの力を信じてきました。アジア杯のような規模の大会を開催することは、サッカー以上の意味がある。世界中を招待してお互いのことをもっと知ってもらい、団結と理解を促進することであり、私たちはそれを達成したいと思っています」と付け加えた。
今大会にはタジキスタンが初出場し、香港も久しぶり出場となる。W杯カタール大会で1次リーグを突破した日本、韓国、オーストラリアといったアジアの強豪に加え、イラクやサウジアラビア、イランらが再びタイトル奪取を目指し、熱戦を繰り広げる。
アルタニ氏は「W杯カタール大会がカタールだけでなく、地域全体のためのW杯であったのと同様に、今回のアジア杯も大陸全体のファンが楽しめる大会であると考えています。私たちは、アジア全域のファンが来て、ワールドクラスのサッカーを楽しみ、私たちの特徴であるホスピタリティに酔いしれることを歓迎します」と締めくくった。

