日本代表の長谷部誠コーチ(42)が20日、千葉市内で取材に応じ、コーチとして初めて臨むFIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会に向けての意気込みを口にした。
選手としては10年南アフリカ大会から3大会連続で出場し、主将を務めた。24年に現役引退し、同年9月から代表コーチとして活動。「コーチングスタッフとして初めてのW杯だが、まだ正直実感は湧いていない」と告白した。
EフランクフルトU-21のコーチも務めているが、今年1月からは代表活動に専念。欧州を拠点に、代表選手の試合やトレーニングを視察した。
自身が初めて出場した10年大会は、海外組は4人。今回は国内組が3人と逆転している。トップクラブに所属する選手も多くなり「個性が強いと思う」と明かした。現役時代は、ストレートな意見をぶつけ合い、手を焼いたこともあったというが、現在は「高いレベルのリーグでプレーして、サッカーへの価値観ややり方がある中で、うまく消化している。すごく頭を使っている」と明かす。
選手からの意見を吸い上げ、スタッフで共有する中で「自分たちはこういうやり方でやると選手に伝える。特にリーダー格となる選手とコミュニケーションを取っている」と説明した。
今回は26人中13人が初選出。「W杯はあっという間。どこでスイッチを入れるか、どこにピークを持って行くかが大事」と経験を伝える役割を自負していた。

