J2C大阪が5日、大阪・此花区の舞洲練習場で練習を再開した。3日まではタイでキャンプを行っており、1日の休日を挟んで、早速2部練習を行った。

 フィジカルトレーニング中心の内容を、外国人選手を含む全員が精力的に消化。午後練習の最後に設けられた持久力テストでは、ドルトムントから復帰したMF丸岡満(20)がトップとなり「体力には自信があったからなんとか、と思っていた。1位になれて良かった」とニンマリ。タイキャンプではFW柿谷の経験談をじっくりと聞く機会があったという。

 「(柿谷が)スイスに行っていたときの話を聞いたし、Jリーグでの話も聞いた。『J2はボールを持ててもセレッソに対して、相手がチャレンジャー精神で出てくる。技術よりも戦うサッカー』と教えてもらった。いい刺激になったし、大阪出身なのでトークも面白かったです」

 柿谷はC大阪復帰後、新人選手へ一番に話しかけるなど気配りを見せている。丸岡への助言内容は「何も言っていない」とけむに巻いたが「28日(の開幕戦)に向けて(チームで)合わせていかないと」と気合十分。開幕に向けて、グラウンド内外での準備が着々と進んでいる。