鳥栖はまたもゴールを奪えなかった。シュート7本を放つもスコアレスドローに終わり、リーグ戦ではこれで6戦連続無得点。4月30日アウェー仙台戦(2-0)以来、ゴールから遠ざかっている。

 マッシモ・フィッカデンティ監督(48)も「多くのチャンスをつくることはできた。ゴールが足りなかっただけ」と下を向くしかなかった。

 終了間際にはエースFW豊田陽平(31)がGKと1対1となるシーンもあったが、シュートは無情にもGK正面。悪い流れを断ち切ることはできなかった。勝ち点1を挙げて順位は降格圏脱出の15位に浮上したのが救いだった。