横浜DF中沢佑二(38)が13日、南米選手権でブラジルが1次リーグ敗退したことを残念がった。

 ブラジルはペルーに0-1で敗れ、29年ぶりの1次リーグ敗退が決まった。プロ入り前にブラジルに留学していた中沢は「ちょっとショックですよね。面白みがないというか、ブラジル-アルゼンチンやブラジル-コロンビアも見たかったですよね。因縁の対決みたいなのがあると、球際とか激しくて見るのが楽しいんですけど」と話した。

 中沢はブラジルの印象について「いっぱい良い選手がいて、常にボールを保持していて、圧倒的に勝つってイメージしかないんですよね。競って勝つというよりも、なんだかんだ2-0で勝つとか、『やっぱブラジルの前(線)強いな』とか、あんだけ攻められてるけど前3人で結局すごいゴール決めちゃったなっていうイメージが強いですね」と話した。

 1次リーグ敗退にはFWネイマールの欠場が響いているとみているようで「チーム全体的にちょっとこぢんまりとしちゃいましたよね。良い選手がいてもスーパー(な選手)いないですもん。ブラジルが苦しんでいるのはそこなんでしょうね。ネイマール頼みという。昔はFWロナウド、FWロナウジーニョ、FWリバウドといっぱいいましたからね。(ネイマールも)すごいけど、それが2、3人いたからすごいというのもあった。あとは他の国が今伸びてきたというのもある」と持論を展開した。