J2岡山から今季、関東1部の東京ユナイテッドに移籍した元日本代表DF岩政大樹(34)が2日、文京区役所で行われたチームと同区との協力協定締結式に出席した。

 24日からチームに合流した岩政は、選手兼コーチとして現場を任される立場にある。アマチュア選手が大半で、練習に全員がそろうことも簡単ではない状況だ。厳しい環境下でJリーグ入りを目指すチームの柱である岩政は、「社会人になってもサッカーを続けてよかったと選手が思えるようなチーム作りをしていきたい」と話し、試合に勝つことの重要性を説いた。

 締結式には同区長の成沢広修氏、チーム代表の福田雅氏らが出席。成沢区長は「岩政選手を迎えて、期待も大きい。Jリーグを目指して更なる強化に取り組みたい」とサポートを約束した。