流通経大(関東第3代表)が東京国際大(関東第6代表)を延長の末、2-1で下し、3年ぶりの優勝に王手をかけた。夏の総理大臣杯王者の法大(関東第5代表)は関大(関西第4代表)をPK戦で破り、10年ぶりに決勝進出を決めた。決勝は24日、埼玉・浦和駒場スタジアムで行われる。

 準々決勝の福岡大戦に続き、2戦連続で延長の死闘を制した。前半23分に先制を許すも、川崎F加入内定のDF守田を中心に粘り強く守り、1-1で迎えた延長前半11分、途中出場のFW星野の決勝弾で競り勝った。守田は夏の王者の法大との決勝に「リーグでは1回負けている。PKでも何でもいいので勝ちたい」と勝利への執念を口にした。